前回、「ツボってのおはなし」でちらりと触れた、反射区について、おはなしさせていだきますね。
まず、反射区とは?ってことですが…
手掌や足裏にある内臓や各器官につながるといわれる末梢神経が集中している場所のことだそうです。
ツボ同様、目に見えるもので無く、いくら人間の身体を解剖してもこの反射区とよばれる場所は形として存在していません。
相変わらず、不思議ですよね。
「目に見えない」だからこそ「どういう理屈?」「なぜ効果があるの?」
ということから、科学的根拠は無いとされてきたこの反射区ですが、昨今の研究であながち全く無いと完全に否定できないことが徐々にわかってきているのだそうです。
反射区という答えがあっても、現在の科学では解明できないということです。
なぜ、理屈がわからないのに答えが出たのかはわかりませんが、
反射区についての見解として、「プラシーボ効果」が考えられるのではという見方もあるみたいですね。
この「フラシーボ効果」については、おもしろいのでまたいずれお話させていただきますね。
さあ、おはなしを戻して、反射区の効果についての理由として、先ほどもお伝えした末梢神経が多く集中している手掌や足裏を刺激して各器官に働きかけるという原理だそうです。
人によって、痛いところや痛みの度合が違うというのもおもしろいところですね。
みなさん、一度ご自分で足裏を押してみてはいかがですか?
痛みによって、ご自身の身体の不調箇所を見つける手立てになるのではないでしょうか?
ちなみに私は足の薬指が飛び上がるほどむちゃくちゃ痛いです。
反射区でいうと「副鼻腔」だそうです。
別に蓄膿というわけでもないのですが、薬指を押した時のこの何とも言えない痛みはなにかしらの
シグナルなんでしょうか?
あとお恥ずかしいのがくるぶしの下あたりを押すと重い痛みがあります。
これは「尿道」だそうです。
将来老いた時に衰えていく器官の目安として今から気にしておこうと思います。
最後にこの反射区についての歴史ですが、どうやらかなり古く、古代エジプトまで遡るらしいですね。
それだけの歴史があるというのですから、
信じるか信じないか…
…私は信じようと思います。